前回のレビューの繰り返しになりますが、リーアム・ニーソンはお気に入りの俳優。
「アイス·ロード」がよかったので、続けてリーアム・ニーソンの映画が観たくなりAmazon prime videoで「フライト·ゲーム」を再々鑑賞、勿論、映画館で鑑賞済。
物語は、
旅客機の乗客を人質に1億5000万ドルもの大金を要求する犯人を特定すべく孤軍奮闘する航空保安官の姿を描いたスリラー。
リーアムは、暗い過去を持ち酒浸りで落ちぶれかけた航空保安官をリアルに演じている。
特に「けしてもう若くない」という演技が、いつものように味になっている。
ブルース·ウィルスでさえ60歳を過ぎてから主演したジャンル映画では、味というより、俳優としての衰えに見えた。
インタビューでのリーアムの発言……、
「年齢を重ねる事に、役に自分の人間としての本質を少しずつ注入したくなってきたんだ。自分自身を役に取り入れることによって、脚本家が書いたセリフが自分の口から発せられた時に真実味を帯びるように」
🖊今年で70歳になるリーアム・ニーソン。
おじさんアクションスターと呼ばれた60歳代を過ぎて、老人アクションスターという前人未到の道を切り開くかもしれない。