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リュウセイのtAeKoのレビュー・感想・評価

リュウセイ(2013年製作の映画)
3.7
父親の優しさ、無償の愛。子供がお金で困ってるのを知っていて、それを言う機会を作ってくれたり、お金を見つけようとタンスの中をあさってた自分にお酒を飲もうと声をかけ、後ろめたさとバレてしまったかもしれないという気持ちでいるところに、たりるか?とお金を差し出してくれたり。
父親の無償の愛と大きさを感じると同時に、裏切った自分にさえも対して向けてくれる愛に感謝と、自分のちっぽけさ、情けなさも感じ、悔しくもなり、やりきれなくもなる。

四方堂亘さんの演技が良かった。

はるひこ、リュウセイ、見ていかないのか?
うん。もう大丈夫。
→自分の力で頑張るという決心なのかな。

それぞれが、自分なりの前の向き方を見つけて進んでいく。

ありふれていること、日常で体験することだったからか、共感できたし、見ていてとても勘定移入できた。
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