北欧神話で語られる世界の終末と謂われる"ラグナロク"をモチーフに、バイキングの隠した謎に挑む考古学者の活躍を描いた冒険活劇。
ラグナロクやオーディンと聞くとファイナルファンタジーを連想してしまう私…。
本国ノルウェーで大ヒットを記録したという事で大いに期待。冒頭で歴史スペクタクルかと思わせて現代劇だったので面食らいました。
後半はそっちの方向に行くのかと予想外で更に面食らいました。
冒険活劇としては雰囲気が暗い…ノルウェー映画らしさは見えるけど、もう少し明るい雰囲気の方がテンションは上がると思います。
ノルウェーの大自然をバックにした映像は綺麗で魅力的ですね。
"あれ"が出てが出て来たのは予想外で驚きましたが、その後の展開は普通で特に怖さもなくあっさり終わる…。危険だと分かっていて、なぜ子供を連れて行くという最大のツッコミ所もあります。
最初の路線とガラッと変わるので、そこは面白いかなと感じました。
全体的にまずまずといった内容でノルウェーで大ヒットしたからと云っても、過度な期待はしない方がいいと思います。
