ガブXスカイウォーカー

スピーシーズXX 寄生獣の誘惑のガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

3.0
《あらすじ》
前作から数年後。ルークは大学院生となり、生物学の教授の助手をしている。前作のラストでエイリアンに襲われた後、気がつくと病院におり、精神科に送られたと言う(どうやって助かったのかは不明)。
コンスタンス率いる金髪美女エイリアンたちは再び生殖活動を開始するが、相変わらず男たちは卵を植え付けると凍死してしまうので今度は前戯に時間をかけてゆっくり体温を下げることにする。その努力の甲斐あってか、次々と街や大学寮の男たちが犠牲になり、新入生サムの友人アーノルドも拉致される。サムはルークと協力し合い、美女エイリアン軍団を火炎瓶、火炎スプレーなどで焼き殺す。コンスタンスも倒してホッとしていると、犠牲になった男達の腹からエイリアンの子供たちが出てきてEND。


『スピーシーズX 美しき寄生獣』(原題:DECOYS)の続編。前作からはルーク(コリー・セヴィエール)と美女エイリアンのコンスタンツ(キム・ポイリアー)が引き続き出演している(前作で死んだコンスタンスはクローン)。
今回の金髪美女エイリアンたちは
・相手の眼を見ることで好みを見抜き、一瞬で衣装チェンジ出来る
・あまりに金髪美女エイリアンが積極的過ぎて童貞がビビって逃げ出す
・SEX中に男がヒーターを入れたため、熱に弱い金髪美女エイリアンが逃げ出す
など、笑えるところも多い。
またルークたちが火炎瓶など武器をそろえるところからラストに向けてテンションが上がるのもいい。着ぐるみのエイリアンが3体も登場して、クライマックスに全力投球しているのがわかる。でももっと予算をかけて演出がはじければ、名作SFコメディに昇格できたのかもしれない。前作よりパワーアップしているものの、本作もまたダラダラしながら観るのにちょうどいいレベルであった。