しゅん

ソロモンの偽証 後篇・裁判のしゅんのレビュー・感想・評価

2.5
過去視聴メモその98。

生徒変死事件の裁判がようやく開廷する。被告人となったいじめっ子は有罪なのか。生徒の死の真実は。

前篇から約1か月後に公開された本作。全編の閉塞感をどう打開するのか期待していたが…
うーん、開放感はほとんど感じられなかった。っていうか裁判の結論が…うーん…
前篇で不登校になっていた生徒が満を持して出廷したかと思えばかき回すだけだったり、他校の弁護役の生徒の思惑だったりが、こんなもん想像できるかい!と匙を投げたくなるレベル。
とある人物は最初から真実を知っていたとのことだが、前篇を見返してもそんな素振りは全く見られず、最後にすべてをひっくり返すデウスエクスマキナのようにも感じる。あいつ、何考えながら動いてたんだよ…
最初から最後まで、とある登場人物が全員を振り回して終わったような。

最後のオチも不完全燃焼で、1か月期待して待った結果がこれかと寂しくなった。
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