はま

誘拐の掟のはまのレビュー・感想・評価

誘拐の掟(2014年製作の映画)
2.5
めっきりアクション俳優なリーアムパパ。同年くらいの作品で『ラン・オールナイト』とかがあって大体同じような作品かと思ってたから、あまりの地味さに若干驚いた。それはそれでリーアムの持つ元々の重厚感ある魅力が再確認できた良い機会だったけど、作品的にもっと面白くできたんじゃないかと惜しさばかりが後に残った…。

【元刑事・現私立探偵のマット。誘拐された末殺された女性の夫からの依頼を受けた彼は、犯人の異常な行動を暴いていく。】
マットが犯人を追うメインのストーリーはハラハラして目が離せない展開だったんですが、そこに行き着くまでにある様々な深イイお話がなんだかあまり関係ないように思えてしまって面白かったり退屈だったり。
結局主人公の精神面だったり気持ちの面での内容が多く、そこがこの作品の良いところであり悪いところでもある。この静かなシーンを省けばアクション作品としてよくあるタイプの万人ウケする感じになるし、でもこの静かさがあっての今作だと思うし…
結局好き嫌いが分かれるタイプの作品だということだと思う←

しかしちょっとぽっちゃりめのダン・スティーヴンスしか知らなかったから今作のシュッとしてる彼を見てもパッと見わかりませんでした(笑)
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