光

奪還者の光のレビュー・感想・評価

奪還者(2014年製作の映画)
5.0
クエンティン・タランティーノがこの映画を大絶賛し、その年のオールタイムベスト10に入れてるのを知って鑑賞。
「マッドマックス」の様な派手なカーアクション・銃撃戦は殆どないが車を盗んだ奴を追う明らかに何処かイカれてる主人公(ガイ・ピアース)が静かに敵に近づいていく怖さがこの映画の醍醐味。バイオレンスで注目されてる監督だけあって時折挟まれるバイオレンスシーンは中々エグかった。しかも自分の車に執着する理由が最後分かるんだけど「え!?そんな理由でこんな死人出したの!?」という驚きもあった。
ロバート・パティンソンはやっぱりスーツを着て髪をセットした役より「グッド・タイム」や「ライトハウス」のようなボロボロの服着てる小物役の方の演技がとても好き。

この作品は公開前から「マッドマックス」と比較されて可哀想だけど犯罪スリラー映画として傑作だと思う。
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