マーベル大好き

ジョン・ウィックのマーベル大好きのレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
3.8
怒らせてはいけない男の逆鱗に触れてしまった。


ジョン(キアヌリーブス)は最愛の妻ヘレンを病で亡くし悲しみにくれていた。そんなジョンを予想してかヘレンが生前に手配していた贈りものが届き、彼女は彼に『愛するものが必要』だとデイジーという名の仔犬を遺していた。
懐くデイジーを連れて愛車69年式マスタングに乗りドライブに出たジョンにガソリンスタンドで若いロシア人が車を売って欲しいと話をもちかける。ジョンは断るがその晩若いロシア人が部下を連れて家を襲撃し愛車を奪うだけでなく妻が遺してくれた仔犬のデイジーを射殺してしまう。若いロシア人はマフィアのボスであるヴィゴの息子ヨセフだった。彼は父の名を後ろ盾に好き勝手していた。
ジョンの愛車69年式マスタングを奪ったヨセフは父ヴィゴの部下で傘下の整備屋に車を持ち込むが整備屋の男はその車を見て言葉を失う。車の持ち主がジョンであることを知っていたからだ。ヨセフの話から車を入手した経緯を知りジョンの愛車を奪っただけでなく愛犬を殺したと知った整備屋はボスの息子であるヨセフを殴りつける。
翌日部下の報告から整備屋がヨセフを
殴ったと知ったマフィアのヴィゴは整備屋に殴った理由を聞き息子を呼びつける。
息子を殴り痛めつけヴィゴはジョンがどんな男なのか語る。ジョンはヘレンと出会うまでは裏社会で恐れられていた凄腕の殺し屋だったがヘレンと出会い足を洗うためヴィゴからの不可能と思われた任務を見事に成功させていた。ヴィゴの現在の権力はすべてジョンの功績によるものだったのだ。ヴィゴはジョンがヨセフを殺しにくると確信する。
整備屋から話を聞き自宅を襲撃し愛犬デイジーを殺した男がヴィゴの息子だと知ったジョンは復讐のためかつての自分を呼び起こす。


評価高かったので見てみたら納得の面白さ。ガンフーの洗練された動きが素晴らしくてアクション映画としてもレベルが高い。