リーアム兄さん

ジョン・ウィックのリーアム兄さんのネタバレレビュー・内容・結末

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

【好きなセリフ】
ウィンストン「パーキンズくん。コンチネンタルにおける君の会員資格は失効した。」

かつて裏社会で「ブギーマン」と呼ばれ、どんな暗殺でも成し遂げると言われていたジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。彼は伴侶を見つけ、雇い主であったヴィゴ(ミカエル・ニクヴィスト)の許可を得て足を洗っていた。しかし、その最愛の妻を亡くし、孤独の生活を過ごしていた。妻が亡くなってからしばらくして子犬が届けられ、少し生きる希望を得られることができたジョンは愛車のフォード・マスタングと愛犬デイジーとともに静かな生活を過ごしていた。ある日ジョンがデイジーとともにマスタングに給油をしていると、ロシアマフィアに目をつけられる。彼らに車や犬のことをいろいろと聞かれたジョンはろくに相手をせず遇らう。しかしその後ロシアマフィアに家を襲われ、デイジーを殺され、愛車を盗まれてしまう。そのロシアマフィアはかつての雇い主ヴィゴの息子ヨセフ(アルフィー・アレン)だった。復讐心に燃えるジョンはかつてのボスと対立し、ヨセフに復讐するため、裏世界に再び入っていく。

アクション映画そして壮大な復讐劇映画として有名な「ジョン・ウィック」シリーズ第1作。
スタイリッシュなガンアクションに加え、カンフーをベースにした体術を漆黒のスーツを纏ったジョンが繰り出していく様は多くの男心をくすぐるものだと思う。

また裏社会のお互い味方ではないが、道理のある人間には悪くしないという独特な人間関係も魅力の一つ。
個人の感覚も入ってしまうけど、こういう「大人な」「渋い」関わりにはどうしても憧れてしまう。

「ジョン・ウィック」を見るとついついコンチネンタルホテルの会員になりたいという思いが強くなる笑

「マトリックス」で脚光を浴びたキアヌが世界観は違うもののどこか似たような雰囲気でアクションを繰り出してくれる、これはこれでザ・キアヌという映画。