このレビューはネタバレを含みます
キアヌ・リーブスのアクションモノを観たくなって選択。
本作はロシアマフィアとかつてそこに属していた「伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)」が家族のトラブルが元で復讐のために引退していたはずの「殺し屋稼業」に戻ってしまうストーリーだ。
少しおもしろいなと感じたのは「伝説の殺し屋」ではあるが、案外敵にやられてしまう部分。リアリティの視点であれば納得なのだが「伝説の殺し屋」の割にはスキが多くてマヌケだ。
この手の作品では本当に仕方がないのだが、ボスである敵方のヴィゴが一度せっかくウィックを捕らえるのに、すぐに殺さない為にスキを突かれて逆襲を食らう流れはこの手のカテゴリでは定番だ。
続編があることも知った上で観ているので、彼が死なないことは結論として知っていながら観たのも良くなかったのかもしれない。
ただしアクションシーンは満足できる出来だし、女の殺し屋ミズ・パーキンズのキャラクターもいい。
何か本作を見て人生勉強しようとは思わないし、マトリクスのように「選ばれた不死身の男」ではないキアヌのアクション作品としては面白いと思う。