キアヌ・リーブスに当て書きしたのかというぐらいハマり役で、哀愁のある孤独な殺し屋が様になりすぎていた。彼特有の茶目っ気も光っており、洗練された動きでばったばったと敵を薙ぎ倒していく姿とのギャップにキュンキュンしてしまう。
ガンアクションがメインの見所で、しっかりと装填する様がまた渋い。銃ごとの発砲音の違いもあり、ガンマニアとは縁がない自分にもガジェットの魅力が伝わってきた。
また、圧倒的な強さを誇るジョン・ウィックをしっかり負傷させることで、リアリティと緊張感を保つことに成功しており、手に汗握りながら鑑賞できる。
頭を使わずに爽快なガンアクションを観ることができる最高のアクション映画。マジで気持ちいい。