このシリーズまだ見てなかった。たまには何にも考えず見れる映画もいい。
元殺し屋のジョン・ウィックは愛していた妻を病気で亡くし悲嘆に暮れていた。葬式を終えた夜、彼女からのささやかな形見として一匹の犬が届けられる。この犬と共に生きていこうとしていた矢先、強盗に襲われ犬が殺されてしまう。その強盗はかつての雇い主でマフィアのボス、ヴィゴの息子だった。ジョンは単身、組織を相手に復讐に向かうーー。
とにかくガンアクションである。カンフーとの融合は「ガン・フー」とも呼ばれているらしく、柱の出会い頭でいきなり殴る、真下で絞めておいて離れた敵を銃で殺したあと締めておいた敵を殺す、といった緩急のついた殺陣が面白かった。
こういったアクションの邪魔にならない程度の、それでいて破綻のないストーリーがこの作品では良いと思った。ウィレム・デフォー演じるスナイパーがあんなに簡単(に見えた)なショットを外すか?と疑問だったが実は親友としての立ち回りだったと分かったり、ホテルの掟を破って大丈夫なのか?と思ったミス・パーキンズがきちんと始末されたりと、短い時間の中でもそのセカイとキャラに誠実な作りになっていた。
続きも見ようかしら。