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ジョン・ウィックのspitfireのレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
3.9
キアヌ・リーブス主演の人気アクションシリーズ、記念すべき第一回。最新作も好評、それに回を重ねるごとにクール・ジャパン係数が上がっているとのことで履修を決心しました。動機が邪なのは否定しません。

「舐めてかかったアイツが実は最強でした」というリベンジものの王道を行く骨子。ホテルまでは比較的ゆったりしていたのですが、ホテル出てからはあっという間。キアヌがボロボロになりながら敵をボコボコにする。「マトリックス」で育った人間にはあまりにも馴染みが良い描写です。キアヌはなんぼボロボロになってもええですからね。けど血がついたシャツそのままでバスには乗るなよ!?(ノータイムでバスに乗りました描写なのは理解しつつ)

見てわかってことが一つあって、日本描写以外も全般的にトンチキだということです。ロシアン・マフィアもコンチネンタルホテルも、ケレン味というかいかにもB級味なものがあります。実は共同監督にデヴィッド・リーチがいると聞いてなんか納得。楽しかったです。

細かいところだと、マリリン・マンソンが流れて懐かしい気分になりました。今じゃすっかり表に出られない人になっちゃいましたからね。
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