なりノフ

ジョン・ウィックのなりノフのレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
5.0
2度目の鑑賞。
容赦がねえ。最高。これぞ「ただのおじさんだと思ったら裏の顔はやべえ人でした」映画の最高峰。
最大の魅力は何と言っても彼が抱える激情よ。
全編通して痛み以外で彼が感情を表情に出すことはほぼ無いんだが、溢れんばかりの怒りと殺意が立ち振る舞いに現れててすごく好き。でもコンチネンタル・ホテルの中じゃ紳士なので、仕事以外には影響させないプロよ。

ストーリーはなんとも切ない話だったな。やるせねえ……。
愛する女性のために殺し屋を辞め、悲しくも妻が亡くなってしまったものの希望は残り、しかしその希望すら奪われてしまう。
復讐する術を持ってるなら、同じ状況じゃ誰もが復讐しに行くだろうよ。胸が痛い。
その復讐も果たしたところでなぁ。

ストーリーは悲しく、アクションはニッコリ出来る最高の映画。何度観ても楽しい。
なりノフ

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