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ジョン・ウィックのhasseのレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
3.9
演出4
演技5
脚本3
撮影4
音楽4
照明4
インプレッション3

3作目を先に劇場で観たため、キアヌの「銃撃無双」のボリュームはやや不足と感じたが、文句無しの佳作。

死んだ妻から贈られた犬=希望を奪われ、全てを失った男が復讐劇を遂げ、最後に再び別の犬=希望を、今度は自分の手でつかみとる。
そのスタートとゴールまでに一体何人の男が、ジョン・ウィックのヘッドショットに倒れたことか……。

ジョンの窮地を救う友人役に、印象的な悪役が多いウィレム・デフォーを配したのも効果的。今回も悪役だろうと騙された。

個人的なベストシーンは
地下のプール辺りで、ノールックで側面背面の敵を射殺するジョン。
そして、「掟」を破った女性暗殺者がウィンストンに呼び出されて殺害されるシーン。四方向からヘッドショットを食らって倒れ、すかさず「ディナー」の連中がカメラ前方から現れるロングショットにゾクゾクする。
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