雨空

ライト/オフの雨空のレビュー・感想・評価

ライト/オフ(2016年製作の映画)
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とても好きなホラー映画だった。うっすらと不安な気持ちになる序盤。いくつかの人形と光の届かないうす暗い部分の残る仕事部屋。父親の勤務先から始まるのだけど、強く不安な気持ちなるだとか、不穏な空気が漂っていて今にも何かイヤな事が起こりそう……というわけでもなく、ただただうっすらと不安な気持ちを抱えながら展開に注視していた。
ストーリーはとてもシンプルで、暗闇にいる何かは決して光のもとには出てこない。姉弟が立ち向かい、母親も助けようとする。姉弟と姉の恋人が良いキャラでストーリーが後半にさしかかるにつれ、どうにかみんな生き残って良いエンディングを迎えて欲しいという気持ちになる。
尺も長すぎず短すぎず、ほどよく怖く良いストーリーだった。できれば暗闇にいる何かについてもっと掘り下げて欲しかったなという欲がなきにしも。続編つくれそうだなとも思ったのでつくって欲しいなあ。
雨空

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