うめ

ゾンビーバーのうめのレビュー・感想・評価

ゾンビーバー(2014年製作の映画)
3.5
 ゾンビ映画は観る度に進化している。ゾンビは走り出し、意思を持ち、さらには半分ゾンビで半分人間なんて設定も生まれてきた。それらは私たちの世界を反映していると同時に、エンターテイメント的な面白さを与えている。そして、今作ではビーバーがゾンビになっている…。まさかビーバーがゾンビになるなんて、ロメロもびっくりだろう(笑)

 若い男女6人がゾンビになったビーバーに襲われるのだが、ツッコミどころが満載でくだらなくて笑ってしまう。さらに笑いに拍車をかけるのが、ビーバー人形。人を襲うゾンビ化したビーバーの動きが面白い。

 だが、くだらないながらもストーリーの流れは意外としっかりしていて、オチもあったし、ビーバーの特性を生かしているのも良かった。ゾンビ映画やホラー映画お決まりの設定も使用していて、その手のテーマの作品を多く観てきた方なら、さらに楽しめるようになっているのではないだろうか。

 また新たなゾンビ映画、気楽に観ることをおすすめします。
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