もりもり

赤い部屋の恋人のもりもりのレビュー・感想・評価

赤い部屋の恋人(2001年製作の映画)
2.0
オンライントレードで大金を稼いでいたリチャード(ピーター・サースガード)はカフェで知り合ったバンドマンでドラマーの女性、フローレンス(モリー・パーカー)に恋心を抱く。

フローレンスがバンド活動をしながらストリッパーとして働いている事を知ったリチャードはフローレンスの働く店に行き、濃厚なサービスを受けては魅了されるのであった。

そしてリチャードは1万ドルの報酬と共にフローレンスをラスベガス旅行へと誘い、フローレンスは様々なルールを条件に2人で3日間のラスベガス旅行を過ごす事になる。

この2人によるエロティックな契約から一体どんな結末を迎えるのであろうか・・・

【感想】
気に入った女性にお金で旅行へと誘い、己の欲望を満たしてもらいながらも愛を語るリチャードにはヘドが出るが、世の中そんな金持ち男が多くいるのも現実でありやるせない気持ちにさせられました😮‍💨

一方、お金の為に様々な条件付きでリチャードを喜ばせていたフローレンスが途中でリチャードの事を好きになってしまったのか、自らルールを破り愛し合うが、体の相性が悪くて冷めたのか、お金の関係である事の事実に冷めたのかは分からないが、ちゃんとリチャードと向き合おうとしての行動であり、態度だったのかが今一自分には理解出来なく女心は難しいなと感じさせられました😅

そしてフローレンスの冷めた態度に気を悪くしたリチャードが本気で愛し合えていない事への不満で衝突していたが、お金で愛を手に入れようと思われるような誘い方をしておいて、本気で愛し合えていない事への不満をぶつけるのは勘違い野郎過ぎてダサい男だなと哀れに思いましたね😮‍💨

ラストは衝突してからのお互いのその後がハッキリと描かれていない事がより一層、この物語は一体何だったんだ?と疑問に思わされる内容でありスッキリはしなかったですね。

というかただのパパ活?をしていた2人の男女の行いを見ていただけであり、何1つ衝撃的な展開がある訳でもなく、至って普通の出来事を描いていただけのなんだこれ的な作品でした😑

※DVD特典にあった2つの『もうひとつのエンディング』の1つ目の『もうひとつのエンディング』を本編のラストシーンにしていた方が絶対に良かったと個人的には思いましたね😤
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