目黒シネマで「ショート・ターム」
ことばに尽くせぬ素晴らしさ。信頼するひとから勧められ行ったのだけど、映画館で観れてよかった。見知らぬ隣のあなたが横で一緒に観てくれてること、この瞬間をたくさんのひとと共有できたことがすごく嬉しい稀有な映画でした
それにしても、くるしい映画だった。傷がいつかは癒えるなんて嘘だ、こころの奥底の傷痕は、ふとした拍子に疼きがぶりかえす。その痕を抱えたまま生きてるんだぼくたちは、だけどその痕をやさしく撫でてくれるたいせつなひとや、あたたかく絆創膏を貼り直してくれるまわりのひとの存在によって、また歩けるようになるんだ