たぼ

ショート・タームのたぼのレビュー・感想・評価

ショート・ターム(2013年製作の映画)
4.0
生きている限りは、良い事も悪い事もある

そして人間という生き物は“心”というものがあるがゆえに
他の生き物よりも複雑で
他の生き物には無いであろう“自死”というものが存在する

心の傷は目に見えないからこそ、より厄介なのだ

それを救うには最終的には“温かい心”になるのかも知れないが
文化の違いなのか民族性であろうか
日本には冷たい人間が多すぎる

情報化社会になってしまった今、いわゆるマウント張りや他人と比較してしまう人間や、自己中心的な人間が増えてしまった

人間は独りでは生きて行けないのに、である
表面しか見ない
分かり合おうとしない
自己利益になることしか考えない
だからこそ、少子化が加速しているのも頷けるだろう

逃れ得ぬ運命はあるかも知れない

“人間”が“人間”たらしめるものは
温かい心、いわゆる“優しさ”なのだ

それを忘れてしまったら人間は人間でなくなる
たぼ

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