かつての傷付いたティーンエイジャー達に送りたい映画。
10代の少年少女を対象とした短期保護施設（ショート・ターム）を舞台に、誰にも言えない心の傷を抱えた女性と子どもたちが、大切な誰かとともに生きる喜びや希望を見出していく姿を描いたヒューマンドラマ。
施設で働くグレイス。同僚のメイソンとの間に子供ができ幸せな生活が訪れると思っていたが…
グレイスには決して打ち明けられない心に深い傷を負った過去があった。
重い現実を苦悩しもがきながら解決させていく登場人物の姿に勇気をもらう事が出来る。
ただ重苦しく写すのではなく人生のユーモア、人との信頼、希望を丁寧に入れてあるので最後まで前向きな姿勢で観ることができます。
そこが素晴らしい。最後に心が温かさで溢れる。
この映画に出逢えた事で過去の自分を抱き締める事ができました。
時空を超えて自分を救えるなんてとても素敵な体験をした。
最高の映画です。
