私はこの映画を観ていて、共感するよりも先に苦しくて観ていてただ心が痛かった。
特にタコの小説のシーン…
明確すぎて、表現がストレートすぎて無意識のうちに昔の自分と重ねてしまった。心が痛い。
本来は温かい良い作品なんだろうけれど、そういう闇の部分が強く印象に残ってしまった。
人間は自分が背負った傷の深みと同等の傷を背負った他人を理解し救う事は出来る。
しかし、それ以上深い傷は決して理解も出来ないし救えもしない。
訳あって大好きで支えてくれていた人と一緒に居られなくなった今観る映画じゃ無かったかなぁ…