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キル・ユア・ダーリンのmiichoのレビュー・感想・評価

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)
3.5
デイン・デハーン見たさで。
アメリカの詩人・アレン・ギンズバーグが大学時代に巻き込まれた殺人事件を基にした作品。男同士の愛憎劇って、観たことないジャンルかも。

文学界の事は全く詳しくありませんが、予備知識がなくとも大体理解出来る内容でした。一つだけ、ルシアンもアレンに好意を寄せていたはずなのに何故?っていう疑問は残ったのだけど...
第二次世界大戦の最中は、文学への強い規制があったんですね。反発する者が現れるというのも納得だし、ビート・ジェネレーションについて興味が湧いた。ただ、自分達を新幻想派って名乗るのはちょっと恥ずかしいと思った...。笑

そしてお目当てのデイン・デハーン。やはりシンプルに顔が良い。憂いある表情がたまらないし、ずっと見ていられる...。このルシアンという役どころもまた、彼の雰囲気に合っていてとても良かったです。自由奔放で、妖艶で、美しい。男が男を惑わすって...魔性すぎ!
ダニエル・ラドクリフは、演技の幅をどんどん広げていて普通に凄い。もうあの頃のポッター少年ではありませんね^^
タイトルロゴの出方がお洒落で好みだった。あと、エンディングがまさかのThe Libertinesでイントロ聴いてハッとなってしまった...懐かしい~。
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