はろ

キル・ユア・ダーリンのはろのレビュー・感想・評価

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)
3.3
ずっと気になっててやっと観た。デインデハーンの儚げな美少年顔たまらん。始まり方いい。戦争中であることがちゃんと演出として彼らの人生と重なっていて、レコードで送られるセリフと詩がすごく印象的。

途中からアレンとデイヴィッドが重なって、そこからの分岐の描き方もいい。ルシアンは友達の関係から恋愛になってしまうのが悲しかったから突き放したのかな…。
デイヴィッドめちゃ重元カレだから嫌われるのも分かるけど、ものすごいルシアンに尽くしててなんか可哀想になってしまった。
どのくらいの部分が実話なのか分かんないけど、前衛アーティストに同性愛者が多いのは「法は破るためにある」のと同じなのかな。禁止されればされるほど求めてしまうような。

詩を読みたくなったし、『今を生きる』を観たくなった。
はろ

はろ