『恐怖分子』のブックレットに同傾向の作品として言及されていたので鑑賞。確かにアート系?サスペンスとして良作でしょうか。
なるほど序盤の凝った長回しや極力説明を排した台詞、象徴的なネオンサイン等エドワード・ヤンの影響も感じました。
犯人を推理する犯罪サスペンスとして期待するより、懲悪勧善では無い人間ドラマとして楽しめました。
野獣のような男たちは背後から女性を狙うが、それに対比して正面からの純愛的キスシーンが印象的。
キスは本来この映画のように重たいものです^^
あと数多い食事のシーンも印象的です。
食べて、飲んで、騒いで、寝て、、と人間をよく描かれていると思います。(風呂やトイレのシーンもあったかな)
あの唐突なダンスシーンもその延長なのかもわかりませんね。
犯人を映さないラストも納得ですがなぜまたあの曲なんでしょう??
スポンサーからの差し込みなんでしょうか^^;