ブラインド・マッサージのpajamaginkouのレビュー・感想・評価

目の見えない人が自分の財産を賭さないといけないと覚悟するとき、そしてそれに対峙するときの残酷すぎる描写と、ラストの小馬視点と思われる世界、どちらにも涙してしまう畏れと悲しさがあった。そして、客観的に魅力とされる武器が必ずしも想いを寄せる人にとって有用ではないところ！ここが一番胸が痛かったし、見応えある映画たらしめる大きな要素だったと思う。