おこのみやき

6才のボクが、大人になるまで。のおこのみやきのレビュー・感想・評価

4.0
この監督は本当に映画における時間の概念に関心を持っているんだなということが分かる。

かといってその斬新な取り組みを誇張するわけでなく、ストーリーは至ってシンプルに淡々と進む。

映画の中で人生を表現するには色々な方法があるが、内容だけでなく時間の流れを利用して表現するという方法は一見簡単に見えてそうではないと思う。

そういう意味でもこの映画の功績は大きいと感じる。