KENZO

バイオレンス・フィーバーのKENZOのレビュー・感想・評価

バイオレンス・フィーバー(2012年製作の映画)
1.1
全然フィーバーしないバイオレンス。

スマホ依存から抜け出すためサマーキャンプに参加した(させられた)少女たちが、殺人鬼カップルに襲われる。

まず惨劇が起こるまでが長い。
長いくせに内容がない。
ちゃんと人物紹介がなされていれば、襲われる段になってその設定が活きると思うのに、誰が誰だか、そもそも何人いるのかもよく分からない。

キャンプ生活を過ごす上でロープの結び方が得意だったり、山の登り方が上手かったり、持病があるけど知恵があったり、それぞれの子の特色を事前に見せた上で、個々の体力では殺人鬼に負けども、みんなでチカラを合わせて立ち向かう姿を見せれば盛り上がっただろうに。

冒頭からの伏線ももっと上手い見せ方があったと思うのにもったいない。

カウンセラー役のオバちゃんの目が常に笑ってない感じが、某ジグソウに似ていて何かウラがありそうなのが唯一印象に残った。
結局何もなかったけれど。。
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