ウルリッヒ・ザイドルの代表作の一つ。ウクライナからウィーンに行く女性、ウィーンからウクライナに行く男性。2つの人生が交差しながら、クロスフェードするようにあらぬ地点に落ち着いていく。セクシャル描写が…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
生ゴミの中に咲く一輪の花をようやく見出したよ…と思ったその1分後には生ゴミみたいな風景を見せられる 見ていてイヤ〜な気分にさせられるツボを熟知している
最初が赤子で、最後が末期老人のシーンというの…
職を探すため国に入るものと出るもの、生と死、老人と若人、男と女…色々と対比されながら描かれる無情さ。
最後、老人が暗闇で呟く「死…」で終わるの怖すぎ。
そして女主人公オルガが雪の上でもピンヒールの…
ウクライナ.スニージニェ,雪,病院,看護婦,オーストリア.ウィーン,警備隊練習,シャドウ,犬遊び,スペースシャトル建物,エレベーター故障,複数女,エロ配信チャット現場,タイピング,見学,セリフ覚え,…
>>続きを読むウクライナで看護師をしている女が給料の未払いが続いて、ビデオチャットで尻の割れ目を見せるような仕事も続かず、オーストリアへ移動する。オーストリアで警備をしている男が酔っ払いに絡まれて仕事を辞め、頭の…
>>続きを読む旧東欧版・山野一『四丁目の夕日』的、ダーク・ツーリズム&リアリズム。底意地の悪さと画面構成の美しさに定評がある、ウルリッヒ・ザイドル監督の意欲作。
途中に出てくる〝スロバキアのスラム〟には、度肝を…
シビアな生と〝性”の実相、その一つの側面
ユーモアとエレジーが巧みに織り合された奇妙に魅力的な作品。
ドキュメント風でありつつビターシニカルユーモア的スパイスを存分に利かせた芸術映画に昇華してい…