このレビューはネタバレを含みます
生ゴミの中に咲く一輪の花をようやく見出したよ…と思ったその1分後には生ゴミみたいな風景を見せられる 見ていてイヤ〜な気分にさせられるツボを熟知している
最初が赤子で、最後が末期老人のシーンというの…
ウクライナ.スニージニェ,雪,病院,看護婦,オーストリア.ウィーン,警備隊練習,シャドウ,犬遊び,スペースシャトル建物,エレベーター故障,複数女,エロ配信チャット現場,タイピング,見学,セリフ覚え,…
>>続きを読む旧東欧版・山野一『四丁目の夕日』的、ダーク・ツーリズム&リアリズム。底意地の悪さと画面構成の美しさに定評がある、ウルリッヒ・ザイドル監督の意欲作。
途中に出てくる〝スロバキアのスラム〟には、度肝を…
シビアな生と〝性”の実相、その一つの側面
ユーモアとエレジーが巧みに織り合された奇妙に魅力的な作品。
ドキュメント風でありつつビターシニカルユーモア的スパイスを存分に利かせた芸術映画に昇華してい…
ジャケットからすると
笑いを想像していたら
パラダイス三部作と同様
ちゃんと社会派を折り込んだ
お話でした。
強烈なシーンと
心温まるシーンのバランスが
絶妙。
ウクライナの現実は
少し放心状態…
忘れれば、この世は幸せ
嘆いてばかりは意味がない
職がないのは、無愛想だから?
借金だけが、増えていく
恥もプライドも捨てられず
異国での再スタートを夢見た
息苦しさは、西も東も同じ。
世界は灰色…
寒々しい景色、冷めたユーモア、ドキュメンタリーに近いほど自然体な人物像。一見カウリスマキっぽくも感じるが、今作品の監督を賞賛する人物がジョン・ウォーターズ、ミヒャエル・ハネケなどの鬼畜系ばかりが名…
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全く笑えん状況に地獄のような気まずさが何故か面白いし極めて気色悪いのに謎の居心地の良さがある。美しい構図と独特のテンポが功を奏していると思う。
何も説明してくれない中で段々と理解する。そして、いつか…