ねぎおSTOPWAR

牙狼之介のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

牙狼之介(1966年製作の映画)
3.5
狼シリーズ‼️④
きば、おおかみのすけ です!
元祖フジテレビ映画を作った五社英雄さんが東映で撮った時代劇!

概要を引用しますね。

五社英雄原案、監督によるダイナミックかつスピーディな時代劇。天涯孤独のヒゲ面の浪人・牙狼之介は、荒井宿へとやってきた。折りしも代官所から江戸勘定奉行へ届けられる公金三万両がこの宿場を通ることになり、隣の今井宿までの運送を、問屋場の盲目の女主人・お千世が仕切ることとなっていた。七里役所の仁左エ門はこれを機に問屋場を乗っ取り、公金を奪おうとあれこれ妨害を仕掛けてきたため、お千世は剣の腕を見込んで狼之介に護衛を頼んだが…

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人を切るシーンをあえて無音でスローにして見せるところ3回。道標をダッチアングルで見せるのはカッコいいんだけど、3ショット重ねるってどうなのよ。
正直演出があざといです。

五社英雄さんですからね、やはり画がテレビ的です。カメラがアクティブなんですよ。黒澤明映画の研究を積んだ方なのに、サイズを詰めて動く動く!
映画が廃れる時期、テレビ側からあらわれた救世主と言えなくもない。意義はあったと思います。

演技はと言えば、夏八木勲さんはカッコいい!チャンバラの演出含めてなかなかだと思います!