トルーマンバロウズ

怪奇異星物体のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

怪奇異星物体(2001年製作の映画)
3.4
ある郊外の街へ引っ越してきた療法士のスティルマンはそこの学校でいじめを受けている少年ベンと知り合う。
ベンは自分自身の本当の父親は異星人だと信じきっていた・・・・。

ランディ・クエイドとナスターシャ・キンスキー共演の田舎町を舞台に異星人による連続殺人事件を描いたB級SFホラー映画。
自分の本当の父親がエイリアンだと信じている少年と主人公スティルマンの交流、また街の人々が過去に犯した衝撃の事件などB級映画にしてはそれなりにストーリーに深みがあって悪くなかった。
またエイリアンの特撮はさすがスタン・ウィンストン先生が担当しているだけあって非常に迫力があり、顔面剥ぎや眼球飛び出しなどスプラッター描写もなかなか気合が入っていてかなり出来の良いものだった。
ややクライマックスが盛り上がりに欠けたものだったが、全体的にはB級エイリアンものではそれなりに楽しめる作品だった。