リサイクル・ショップで目当てのものがないくて、しかし、何も買わずに帰るのもつまんねぇなと思い、変な棚のとこにおざなりに置かれてたこれを購入。
激安なジャケだけどナターシャ・キンスキー主演だしひょっとして埋もれた名作なか?と淡い期待を抱いて鑑賞。
埋もれた名作じゃなかったけど埋もれた怪作だった😀
山間のド田舎の寒村に児童療法士(カウンセラーみたいなもんかな?)として赴任してきたナタキン。
さっそくいじめられてる少年をケアする。少年は母が亡くなってから村でただ一人の医師の養父と暮らしてるんだけど、彼は自分の実の父は異星人で生きてこの村にいると思い込んでいる。
そんな中、村では連続殺人が発生する。被害者の死体からは動物のものとも、人為的とも判別できない不思議な傷痕が残る。
滑り出しはいい感じに謎を提示、村人達のよそ者対する閉鎖的感じを演出しててこの村には何か秘密が!?みたいな横溝正史のミステリー映画のリズムでじわじわ後半になって謎が明かされるパターンのやつかと思わせる。
でも、中盤の早々に異星生物が姿を現してモンスター映画にシフトする。えっ!?じゃあ、あの子が言ってた実父が異星人て本当だったの!?てなるんだけど、そこがはっきりしないまま終っちゃった笑
でも、これがいい余韻を残してて悪くないんだよね。これは狙いってより下手だから前フリを上手く回収できなかっただけだと思う。結果的に良い感じになったみたいな笑
少年のお母さんの死因を村ぐるみ隠蔽しててここが話の鍵なんだけど、このエピソードもよくわからない曖昧模糊とした演出で観ても謎がとけないんだよ笑
普通なら大失敗なはずなのに終りの雰囲気と釣り合い取れちゃってて、まあ、なんか良かったかなって気持ちになった笑
見て損はないけど金と時間をかけて観ることはオススメしないそんな作品😂
午後ローとかでやってたら是非見てください。
これは映画の魅力と言えるかわからないけど、演出、特殊効果、モンスターのクオリティー、画質、全てが80年代にしか見えないけど2001年の映画なんだよね。マジで80年代の作品かと思って観てたからナタキンが携帯取り出した時はビックリした笑 怪作ってのは作り手の意図を超えたサプライズがあるのがいいよね笑
調べたら原子怪獣と裸女て映画のリメイクとのこと原子も裸女も出てなかったよ。どーゆーことなのか?笑