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ターザン:REBORNのmatchypotterのレビュー・感想・評価

ターザン:REBORN(2016年製作の映画)
3.5
久しぶりに観た。

“ターザン”、アレクサンダースカルスガルド。
鍛えられた肉体。ムキムキではあるけど、ターザンらしく細マッチョタイプなのがカッコいい。
そして、優しく力のある眼差し。男の色気がスゴい。

そして、初めて観た当時はあまり認識してなかった、“ジェーン”、マーゴットロビーだったんじゃん。
こっちも相変わらず目力があり、明るい笑顔が素敵。
鬱蒼と生い茂るジャングルの中で輝く存在感がスゴい。

この2人を全面に出してかつてのジャングルの王の復帰とラブロマンスを描く物語。

ターザンに同行するジョージ、サミュエルLジャクソン。
もちろん今より若々しく、壮大な自然と厳しいジャングルのルール、ダイヤモンドを巡りジャングルを侵す人間達との戦いの中、彼のキャラクターがジャングルや部族、ターザンと人間との仲介のような存在となり、全体的にエンタメ性の幅を広げる。

部族の長のジャイモンフンスー、やっぱりこの人良い。この部族にも歴史があり、守るべきものがある。
背に腹は変えられない部分と、とはいえ、屈したくはないプライドの狭間の微妙な立場が滲み出てる。

ゴリラ、ライオン、ゾウ、ダチョウ、カバ、、、。
野生の動物達の迫力。
もちろんほぼほぼCGだろうけど、人間が武器を持って束になったところで、ジャングルは“彼ら”の縄張り。

その厳かなジャングルの雰囲気と、明らかに“異物”として侵入して私利私欲のためにそのバランスを崩している人間と、現地の部族と、ジャングルと人間界の両方にルーツを持つターザン。

すべては人質として拐われてしまったジェーンの救出のためではあるが、文明社会に戻った男が再び“野生”を呼び覚まし、ジャングルを守る決意でカムバック。

野生的な猛々しさよりも、両方を理解した中で、両方の特性があるが故の葛藤と、強さが活きる。

ぶっちゃけ、サミュエルLジャクソンがいなければ、公的な話は一切身を結ばず、ターザンも私欲の動機で終わってしまうところだった。

道中もかなり奮闘してるし、存在感踏まえ彼がこの物語の立役者であることは間違いない。

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