このレビューはネタバレを含みます
下ネタが前作より圧倒的に増え、むしろほとんどがそれで構成されていると言っていいほど。
屋上からリンゴを走っている人に投げて自転車との事故になったことを笑ったり、コミコンで見知らぬ人の食べ物や飲み物をぶちまけたりと、度が過ぎた笑えないいたずらは不快だった。
テッドが人間かどうかの議論の過程で、社会の役に立つ、愛を呼び起こさせる、自己の認識ができる、共感できる、などの人間の定義には思わず胸に手を当てて考えてしまう。
ジョークの中では、素質はあったのに道を外れてしまったことテッドをジャスティン・ビーバーに例えたパトリックの台詞が印象に残った。
様々な事件のある生々しい人生模様を感じながら、笑ったり泣いたりできるのは、前作と同様でこの作品の良いところ。