このレビューはネタバレを含みます
家族のそれぞれの恋愛模様と、家族愛を描く。ドラッグ問題なども描かれるが、基本的には暖かな映画。
夫婦の仲違いや母娘の確執、姉弟の微妙な距離感は存在するものの、基本的に家族同士の仲良し描写が続くから、安心して見られた。恋人を家族に紹介できるって、素敵なことよね。
序盤から、父親を中心に感謝祭の準備をする様子に心温まる。庭にオーブンがある、ビーチの側の家。こんな暮らししたい。
子供達は作家の父親が大好きなんだとわかる。作家が題材の映画は好んで見ているけれど、こういう関係性を描いた映画は初めて見たな。
家族が力をあわせるシーンがクライマックスだと思ったので、その後ゆるゆると関係修復していくのに、ちょっと集中力が切れてしまった。もちろん、必要な時間経過なのだが。どうせなら、彼女の元気な姿も見せてほしかった。
オチが良い。ラストの台詞。彼はようやくスランプから抜け出す。スッキリまとまった映画。パッケージは、ちょっとイメージが違った。
スティーブン・キング好きは嫉妬で狂うかも。