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パディントンのmizukiのレビュー・感想・評価

パディントン(2014年製作の映画)
3.0
結論から言うと、アニメーションはとてもいいけど、脚本が私の地雷を踏みまくりでした。地雷系女子でごめんね!キャラクターの性格などの設定は良かった。パディントン可愛かった。

パディントンのことは普通に好きなんだけど、同情を誘うような描き方が嫌い。人間批判してるのも嫌い。優しい人には優しくするけど、モラル的に悪い人への態度は結構ひどいっていうか…。モラルを守ることと善良であることは同列で考えるべきではない。モラルの守れない人=嫌いって安直すぎだろ。私の目には、この物語はそう映った。誤解だったらごめん。好きか嫌いかは、自分の基準で決めろよ。「みんなが嫌いだから嫌い」、そういう嫌いを元にしたブラックジョークが多くて嫌だった。スカッとジャパンに時々見られる思考ね…。それイキり陰キャがやることだからな。自分の下の者を作って優越感に浸る、最低なやつがやること。平和とは程遠い。けなすなら、必ず愛を含ませなきゃなんも面白くないから。毒舌と侮辱を履き違えちゃダメ。

養護院の話題を出す割に、触れ方がさらっとしすぎだし、腫れ物に触る感じで終わったので本当に憤りを感じる。否定だけしておいて、否定の打ち消ししてないの最悪。養護院の人には、この映画みせられない。まあそう言う私も誰だよって感じですが…。

『マッシブタレント』でパディントン2が激推しされてたから観たけど、推されてなかったら途中で観るのやめてる。何度もやめちゃおうかなって思った。
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