03/05、NHKで放送されていたものを視聴。ノーカット。字幕版。
原作であるところの『くまのバディントン』に思い入れがあればまた違ったのかもしれないが、始終テンポよくまとまってはいるが、いかにも理想化されたロンドンをお行儀よく突っ走るという内容で、特別に何か思うということもなかった。これ、表現方法が実写（+3D）じゃなくて手書きアニメーションとか、とにかく違うものだったら距離感がもっとちょうどいいものになってたのではないかと思う。バディントンの3Dのすごさ！みたいなのが前面にあるのかもしれないけれど。ピーターラビットとか他にもこの手の近年多いけども、なんか形容できないけど距離感みたいなのをそもそも見誤ってる気がするのだよなあ。そしてそれが内容とうまくハーモニー奏でてないというか。
衣装やインテリアの美術面は見ていて楽しかった。あのいかにも作られた感じが作品世界を支えてもいたのだろうとは思うけども。うーん。
