壁の中の秘事に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『壁の中の秘事』に投稿された感想・評価

こちらもやはり似たような。
専門的な用語とか詳しければもっと上手く説明できるんだろうけど。

自身の男としての強さとか魅力に自信のない男が、その自信の無さが翻って異性に対する憎悪になってしまっていて…

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緑

緑の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

スターリンの肖像画の傍で主婦が元彼とセックスしたり、
他人と関わりたくて仕方ない主婦が自殺したり、
受験か閉塞感かわからんけど
ノイローゼっぽいピーピング浪人生が
主婦を殺したりする話。

浪人生姉…

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以前、知人から借りた若松孝二の数本のVHS。
団地妻もののはしりのような本作と「処女ゲバゲバ」の砂漠が記憶に残っている。

戦争も終わり、学生運動もなく平和なはずの日常。冷めてるのに関係をやめられない人妻、その情事を覗き見する青年。目的もなく生きることを持て余し囲われたような生活に窮屈さを覚える人々。団地自体が監獄のよう…

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団地という場所が閉塞感の象徴として、日本や社会そのものの息苦しさに繋がっていく。群像劇のようでもあるが、誰もが抱え得る「時代の病理」のようなものを唯一つ描いているだけにも思える。
SadAhCow

SadAhCowの感想・評価

4.0

2021 年 93 本目 

若松プロダクションの初作品。平和運動に青春を燃やした男も年をとってただの株転がしに明け暮れ、そんな男を心底見限りつつも不倫関係を止められない女。同志スターリンのでっかい…

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battuta

battutaの感想・評価

3.0
団地。ケロイド。新聞記事。
若松のロゴスと、曽根のパトス。

タイトルはずっと「ひじ」かと思っていたのだが、「ひめごと」なのだろうか。
lag

lagの感想・評価

3.6

スターリンの肖像の前でケロイドを撫でる。覗き込む目。中年同士の情事に入浴。平和の為の闘争。弾薬運搬拒否に汚職の記事。株価変動やホームランを伝える放送。食卓では甲高い笑い声響く和やかな団らん。勉強嫌い…

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Mypage

Mypageの感想・評価

3.8

面白い。素晴らしい犯罪映画。
群像劇上手い。
引きと寄り。中間はない。
シネスコで覗き見。団地。家の中と外のサスペンス。
題材は似てるけど『神田川淫乱戦争』より根本的にちゃんとしてる作り。

脚本、…

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yaaa

yaaaの感想・評価

4.0

何不自由なく最新の「団地」という生活スタイルにイライラする主婦と勉強嫌いな童貞浪人生がジョーカーになる話。
国辱映画と言われる本作だが、そんな酷いことはなく今では定番の誰でも生活に不満はあるというの…

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