大道幸之丞

複製された男の大道幸之丞のネタバレレビュー・内容・結末

複製された男(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

これはなかなかの傑作です。

タイトルで誤解してしまいますが「なぜここまで両者が似ているのか」の種明かしは最後までされません。

——そもそも自分に酷似している人物に近づこうとする時点で破滅の歯車は回転を始めます。

皆も「何が」と具体的にはわからないながらも「これはなにか恐ろしいことが起こる!」との予感はさせられます。

そして実際エンディングは誰も予想しなかった展開になります。ドニ・ビルヌーブの才覚が遺憾なく発揮された作品です。