さくぞー

複製された男のさくぞーのネタバレレビュー・内容・結末

複製された男(2013年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

俺のジェイクが2人も出てくる神映画。本当に人によって評価分かれるだろうから興味ある人にしか勧められない。90分だからダメージは少ないだろうけど。

ジェイク達が邂逅するまでに50/90分。じっくり描写されるので両者とも説得力が充分にある反面、何がどう進むのか全く読めない。そこからあのオチ。
途中で違和感は何箇所かあるので、解説を読んでスッと入ってきた。とはいえ真相はしょーもない話ではある。あとあんだけ同じ顔の俳優を見つけたら周りの人に言いふらしそうだから引っかかりになっていた。同一人物の伏線なのかもしれないが現実と空想のラインが不明瞭なので難解映画せしめている。

邦題がSFを想起させるので良くないと思うが、確かに邦題通りとも取れるテーマ性。原作小説のタイトル「ザ・ダブル」が一番合ってるかな。

実際に邂逅してから相手へ興味を持つジェイクが逆転するのが面白い。ブルーベリーはなんだったんだ。
ドゥニ・ヴィルヌーヴだし画面がとても良い。

映像:======A
脚本:====C
編集:=====B
俳優:=======S
人物:====C
音楽:=====B
音響:====C
【MVP】アンソニー・クレア
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