おざわさん

複製された男のおざわさんのレビュー・感想・評価

複製された男(2013年製作の映画)
3.7
【ギレンホール祭り3本目】
最近話題作にどんどん携わっているドゥニ・ビルヌーブ監督が2013年に公開された『プリズナーズ』に続いて、ジェイク・ギレンホールと手を組んだ当作、『複製された男』も同年に公開されています。

正直一回見ただけでは全く話が理解できず、2回見てもやっぱり起承転結が見えずでラストシーン唖然。


ストーリーは、とある大学で歴史を教える教師は毎日の変わらない生活に飽き飽きしていて、同僚から薦められた映画を見たところ、自分そっくりな男がそこに出演していることに気づく。

やがて見つけ出したその俳優に会いに行くと、その奥さんにまで彼と見間違われたことから、ストーリーは更に複雑に絡んでいく…という話。

途中回想シーンのように現れる謎の部屋や、蜘蛛のメタファーは勿論ながら、2人の存在の意味やどうして「複製」されたのか?さえ語られないままに終わったことから、とにかく意味が分からなかったんです。
特にラストシーんなんて…




でもとある考察で、彼ら2人ともが別に存在する訳じゃなく、1人の彼による二つ目の人格では無いかと書かれてたのを見て、やっとすべてに納得がいきました。

コメント欄にネタバレを。