このレビューはネタバレを含みます
まだ咀嚼しきれてないけど、この不穏感はたまらなく好き。
まず、誰もが思うクモがポイント。
出だしからクモだし、
途中巨大なクモが現れたとき
これは六本木ヒルズにあるあのクモだ!と思いました。
ヒルズのクモはブルジョワ作“ママン”という作品。
何故クモの彫刻がママンか?
それは害虫を退治し巣を張って守ってくれる“母”のような存在のようだ。
劇中、母は2人登場する。
アダムの母とこれから母になるアンソニーの妻ヘレン。
アダムの母は常にアダムを気にかけ、ヘレンは嫉妬深い。
そんな2人に比べるとメアリーは味気なく、掴みにくい。
そんな事を思っていたら少しモヤモヤが晴れてきた感じ。
ネタバレも読んだけど、1+1=1なんだね。。
原作本も買ったので、じっくり読んでみよう。
原作にはクモは登場しないようだけど。