めかぽしや

複製された男のめかぽしやのネタバレレビュー・内容・結末

複製された男(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

まだ咀嚼しきれてないけど、この不穏感はたまらなく好き。

まず、誰もが思うクモがポイント。
出だしからクモだし、
途中巨大なクモが現れたとき
これは六本木ヒルズにあるあのクモだ!と思いました。
ヒルズのクモはブルジョワ作“ママン”という作品。
何故クモの彫刻がママンか?
それは害虫を退治し巣を張って守ってくれる“母”のような存在のようだ。

劇中、母は2人登場する。
アダムの母とこれから母になるアンソニーの妻ヘレン。
アダムの母は常にアダムを気にかけ、ヘレンは嫉妬深い。
そんな2人に比べるとメアリーは味気なく、掴みにくい。

そんな事を思っていたら少しモヤモヤが晴れてきた感じ。

ネタバレも読んだけど、1+1=1なんだね。。

原作本も買ったので、じっくり読んでみよう。
原作にはクモは登場しないようだけど。
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