ノラネコの呑んで観るシネマ

複製された男のノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

複製された男(2013年製作の映画)
4.2
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督を3O(オー)の作家と呼ぶことにする。
重苦しく、思わせぶりで、驚かされる。
これ、どうオチをつけるのかとずっと考えてたけど、さすがにあの発想はなかった。
確かに伏線としては出てきてるんだけど、ぶっ飛びましたわf^_^;
自分そっくりなもう一人が潜在意識の象徴なのは、まあ分かり易いけど、どっちがどっちを作り出したのかとか、母親とか、勿論ラストの解釈も色々議論出来そう。
私的にはそれぞれの抱える問題と、冒頭部分の描写で推定できると思うけど、正解は一つじゃないのかも。