もう1人の自分と出会った男の物語。全編茶色がかった映像と、くたびれた街並、重々しい劇伴が織り成す独特の世界観と閉塞感は一級品。しかし最終的な物語の解釈が余りにも観客任せすぎやしないか。色んな意味で頭…
>>続きを読むある日ふと、自分と瓜二つな男を見つけてしまった!なお話。
監督の前2作『灼熱の魂』『プリズナーズ』と比べると、かなり抽象的なシーンも多く、作品全体のテンションも低めなので難解な方に入ると思う。
と…
表情、背景すべてが意味を持っているような雰囲気
台詞はそこまで多くないが一言が意味深で
取り付かれたかのように魅入ってしまった。
全てを理解するのは難しすぎるが
誰かと語り合うのや観賞後考えをめぐ…
このレビューはネタバレを含みます
まだ咀嚼しきれてないけど、この不穏感はたまらなく好き。
まず、誰もが思うクモがポイント。
出だしからクモだし、
途中巨大なクモが現れたとき
これは六本木ヒルズにあるあのクモだ!と思いました。
ヒル…
終始妙に緊張感や不安を煽るじめついた音楽の流れる中、淡々とある二人の男の話が紡がれていく様は不気味の一言。
ある教師が、同僚との話題にあがった映画を何の気なしに借りてみると、そこには自分に瓜二つな男…