juri

痛いほどきみが好きなのにのjuriのレビュー・感想・評価

痛いほどきみが好きなのに(2006年製作の映画)
4.8
「タバコ吸わないで」「何故?」「キスするつもりだから」

「500日のサマー」や「ブルーバレンタイン」感がある雰囲気。
好き同士であればうまくいくのかと聞かれれば、大人はそうシンプルではない。けれど好きの量が多ければ苦難も乗り越えようと思えるし、他のことも一旦置き去りにする。それも事実。

持論だが、人は4つに分類される。
イチ.同性にも異性にもモテる(人たらし)
ニ.異性にだけモテる
(女性の場合、穴モテしているだけの場合も多々)
サン.同性にだけモテる
ヨン.同性にも異性にもモテない

イーサン・ホークはおそらくイチで、そんな人の作った恋愛映画は信頼して見ることができる。自伝の要素も入っているらしいが、控えめに言ってみっともない過去を映画にできるあたりイチなんだろうなあ。
今作を見て私が思い出したのは意外にも「モテキ」だった。モテキ好きな方にオススメ!
マイナス0.2にしたのは、ちょっとシリアスなシーンが多かったのでもっと笑える軽さがあれば好みだったなあ、とは思った。
juri

juri