このレビューはネタバレを含みます
この映画を多くの人が観てるのにまず、驚いたけど、批判が多いのはやや残念。
わからないけど、それはそれで良いから、私には。
自然のありのまま、人間そのままを見せてくれていると思った。
静かで淡々…
生と性と死を幻想的に、稀に見る奇妙な空気感を纏った作品
万華鏡のように重なるエフェクトとマジックアワー、雨音
常に浮遊感がありスローペースだが作中でアクシデントが起こるとそのシーンが強烈に記憶に…
不安にさせてくる映画。
ただ存在してるだけのものに、概念や役割を付与して、自由を束縛していく大人たち。まるで家に侵入してきた赤く光る牛のように。
ママ、パパ、エレアサル、牛、月、家、ただの名詞で…
二度目視聴で前回より理解は進行。しかし、時間軸をかなり錯綜させている場面をすべてきれいに一本化することは今回も出来ず、果たして全てが論理的に結びつくのかどうかさえ分からなかった。
とはいえ本作品の映…
2014年劇場で観て、圧倒されて以来ぶりの再見。
当時100%理解出来なかったけれど、とんでもないモノを観た興奮でその夜は眠れなかった。(パンフレット読んで、色々納得。)
ごりごりの商業映画も好き…
理解不能映画と名高い本作に挑戦。
始めからものすごい映像美に圧倒されて、その場にいるような感覚になる。
カメラワークが何目線?だし、周囲にぼかしがあったりするわ、犬の息遣いが聞こえてきたりしてこれは…
プチブル夫婦の日常を不条理、魔術で歪める。よくあるディストピアものの型だとは思う。でも見始めてしばらくこの映画に型なんかあるつもりだろうかと思わされる。もう一回見ないことには悔しい。視聴覚は歪んで主…
>>続きを読むただ、空を映して子を映して犬を映しているだけなのだが、不思議なカメラで捉えたふちの甘い光景で繰り広げられるおっぴろげ/ほったらかしなエピソードは闇のあとの光というか稲妻というか、そうして図太く忘れや…
>>続きを読む©No Dream Cinema, Mantarraya Productions, Fondo para la producci'on Cinematogr'afica de Calidad (Foprocine-Nexico), Le Pacte, Arte France Cinema