ヤックル

闇のあとの光のヤックルのレビュー・感想・評価

闇のあとの光(2012年製作の映画)
4.0
メキシコの田舎に暮らす若い夫婦と幼い二人の子供の四人家族に起こる事件を描いた作品。
もうこれ以上は人によって解釈違うんじゃないかなってくらい余白が異常に大きい映画。
宇宙飛行士のテストで実際にあったっていう真っ白な絵のジグソーパズルやらされてるみたい(笑)

人は夢を見るときは凡そ理論的でなく自由奔放に動き回ると言うけど、この映画も正にそんな作りになってて、時系列が飛びまくるし、水で屈折させたように縁がボケてるしで、意識的に夢を見させられてるような感じ。

映像は一種のアートと言ってしまって差し支えないくらい美しかったし、映画を観た後、あーだこーだ言うのは楽しかったので嫌いな作品ではないです。
でももうちょっと商業寄りの分かりやすい映画の方が僕は好きだわ(笑)
正直、難解すぎました。覚悟してご覧ください。
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