【第65回カンヌ映画祭 監督賞】
メキシコ、ヌエーヴォ・シネ・メヒカーノに属する映画作家カルロス・レイガダス監督作品。カンヌでのプレミアではブーイングと拍手が大きく割れたという。
なかなかに胸クソ…
このレビューはネタバレを含みます
この映画を多くの人が観てるのにまず、驚いたけど、批判が多いのはやや残念。
わからないけど、それはそれで良いから、私には。
自然のありのまま、人間そのままを見せてくれていると思った。
静かで淡々…
不思議な作品。微睡の中にいるようなぼんやりとしたカットや確かに美しいのだけどなぜその場所を撮ろうと思ったのかわからないシーン。夜中に現れた赤く発光している謎の悪魔。全てがよくわからないまま、不幸だけ…
>>続きを読む生と性と死を幻想的に、稀に見る奇妙な空気感を纏った作品
万華鏡のように重なるエフェクトとマジックアワー、雨音
常に浮遊感がありスローペースだが作中でアクシデントが起こるとそのシーンが強烈に記憶に…
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