これ…ユ・アインよすぎ
ユ・アインの演技力がやっぱりズバ抜けてる。
キム・ヘスク氏演じるオカン。認知症といくつもの病気を患っていて、カンチョリことユ・アインが共に生活してるわけ。旅人のチョン・ユミってのも、なかなかな息抜きできる存在で、彼女にだけ弱音吐けるってーのがまた、いいな。いいよ。
形は違えど、ギルバートグレイプを思い出さずにいられなかった。オカンがレオで、チョン・ユミがジュリエットルイス。
オカンとのシーンもっともっと欲しかったし、チョン・ユミ交えての3人の関係性だけでも成立したな、と思う。他いらなかった。
イ・シオンが悪の道に行くのも、いいんだけどね。ちょろっとでよかった。ちょろっとでいい。
「日本のヤクザ」とのいざこざに巻き込まれていくくだりには、もったいないなーと落胆せずにいられなかった。いらない。作品の質を落としてる。やりたいことが極端に振れすぎてて、どっちかにしてほしかったかな。バイオレンス描くならとことん振り切ればよかったのに。むろオカンなしとかさ。そしたら見ないけど。うーん、なんか残念だった。
オカンとユ・アインとチョン・ユミだけで、ギルバートグレイプしてればよかったのに。日本のヤクザとのいざこざだけが、残念だった。
ま、その中でもちゃんとユ・アインの凄味を見せつけれてるから、やっぱユ・アインすごい！って感想しか出ないんだけどね。
